
マレーシアからの訪日旅行者が遊ぶ、食べる、観光するのはどんなところ、2025年状況レポート
はじめに
近年、日本への旅行がますます人気を集めているマレーシアの方々へ。マレーシアから2024年度は、約51万人程。2025年の最新情報に基づいて、より深く日本を楽しめるような観光スポット、グルメ、アクティビティをご紹介します。
冬の豊かな自然への魅力
定番の旅行目的地は雪をみるための旅行
雪と自然と聞くとどうしても北海道がまず浮かぶのが「北海道」です。確かに日本人でも雪といえば、北海道でもちろんマレーシアから来られるかたにとっても、人気の観光地なのですがコト消費と近いのですが…体験や感動を味わいたい。スキーやスノーボードなどのアクティビティではなく、日本特有の景観や文化財などをみての体験をしたい気持ちが強いです。
その点でも、コロナ禍以前からも人気が高まりつつあった定番観光地として『岐阜県』への人気は既に確立しているかにみられます。
定番中の定番として、白川郷と飛騨高山を巡るツアーは一度は見てみたい景観としてのクチコミが高いです。
2024年~2025年注目されてるスポットは雪や桜が見れる新たなスポット開拓
2024年度に日本政府や自治体や、旅行会社等が特にマレーシアに向けて取り扱ったのが新たなスポットとして「北陸信越地方」をフューチャーしたことて注目が集まりました。特に人気なのは、訪日されるマレーシア旅行者が羽田空港を利用されるということもあり、長野県の上高地から富山県の立山黒部アルペンルートツアーが取り上げられることが多いです。黒部峡谷トロッコ電車に乗ることも、ひとつの貴重な体験としての価値が高まることが起因したのかもしれません。
また桜が見れるスポットとしてはここは町並み含めた桜を感じられる「京都」と「奈良」はアクセスのしやすさも含めて根強い観光地です。空港から電車等を短時間で乗り継ぐことのできる地域は、立ち寄りスポットとしての強みがあります。
さまざまなコンテンツ(食・トレンド・その他)を目的に楽しむ
マレーシアからの訪日客が増加している背景には、いくつかの要因が考えられます。
食を楽しむ
マレーシアは多民族国家のためさまざま文化や宗教が多く、食事に関しての好みや制限などもあって一概のこの食べ物が特に人気ですとはいえません。たとえば、マレー系マレーシア人はムリスムの人が多く、ハラルのためアルコールや豚肉を扱わない店を選び、インド系マレーシア人は牛肉を扱わない店、中華系マレーシア人は特に制限なくなど多様です。ではどのように食を日本で楽しむのでしょうか?

- 天ぷら
実は人気の天ぷら。食事制限がされるのですが、お寿司の生ものが苦手な人もまだ多く日本食として好みが制限されない天ぷらは人気です。エビも寿司とは違い熱を通しており、海鮮だけでなく野菜、お店によっては鶏肉(チキン)の天ぷらもあるため日本食を食べたいと来られるマレーシア人にとっても満足度が高いです。実は、マレーシアではフライドチキンが人気で、日本のジャパニーズフライドチキンとして食べられてるのかもしれません。 - ラーメン
もう日本では国民食といっても良いラーメン。様々な種類のラーメンが楽しめるのも日本への旅行では魅力の一つ。最近では世界のムスリムの人食べてほしいとハラル認証をとるお店、店名やメニューに「HALAL」をつけて展開するお店も日本には増えています。SNSでの発信や、日本でハラルグルメを食事できる食物別に検索できるサイトへの掲載など日本のお店も努力しています。 - インド料理
こちらの初めにも書いたとおり、多民族国家のマレーシア。自国で多いハラル認証がされてる店として、多いインド料理店(トルコ料理店も)へ日本訪日の際にも立ち寄るケースが見られます。食事目的でなければ、安心して立ち寄れるお店として情報発信や検索などで調べてお店へ訪問することも多いです。
日本食を知る人も多くなってるマレーシア。ただマレーシアではムスリムフレンドリーな食事やハラル認証があるかも重要な指標です。普段住んでる地域や文化にもよりますが、食べられる食事(ヴィーガンやベジタリアン…と)ありますので、ネットやSNSでヴィーガンフリーの情報などを先に知ってる人にも知らない人へもわかりやすい掲示や情報発信が必要です。

最新トレンドを楽しむ
ファッション、アニメ、マンガなど、日本の最新トレンド。東京へ訪問したときは渋谷や原宿は、若者文化に触れるのに最適な場所で任期は高いのですが。上記のようなコンテンツを楽しみたい人は増えており、細かい情報については次回コラムにて触れていきます。
2025年、日本旅行をさらに楽しむためのヒントはこれ
2024年マレーシアの訪日客数増加から、日本にとって準備しておくと良いポイント/キーワードは以下です。
- 地域限定の交通パス
訪問する各地域には、交通機関が乗り放題になるお得なパスがあります。事前に調べるマレーシア国民も多く、マレーシアで開催される旅行展示会等でも日本国内の交通会社/航空会社がお得なプランのパスをその場で準備したり、アナウンスや情報発信をしてます。マレーシアや日本の旅行会社も連携しており、その他でパスがあればお店などでもお得に旅ができるクーポンとなること等も細かく説明をしています。 - お気に入りのお菓子や化粧品を知る
ショッピングへの意識が高いマレーシア人。日本人が海外限定品を調べるように、日本限定品への関心度が高いです。スマートフォンやインターネットの普及から富裕層から中間層にかけては日本限定モデルの海外ブランド品を購入したり、どの層にも人気が高いのはスーパーやコンビニエンスストアで手軽に購入できるお菓子や化粧品は自分用だけでなく家族や親せき、友達へのお土産として喜ばれています。 - オタク文化とのコラボレーション
日本のキャラクターグッズが人気が高く、全年齢向けキャラクターが喜ばれることも多いです。こちらも動画配信などの影響からか気軽にアニメや漫画、ゲームとまずオタク文化への熱が他国と同じようにあります。ジャパニーズカルチャーとして既に受け入れられています。
マレーシアからの訪日客を加速させる要素はたくさんありますが、インフラ整備や予約手段、言語対応から情報発信までまだまだマレーシア国民が知りたい情報が多くありますのでウェブやSNSを駆使した取り組みは今後も重要です。
まとめ
多民族国家であるマレーシアでは、さまざまな文化や宗教で生活している人が多いため注意が必要ですが、マレーシアからの訪日客増加は、日本の観光産業にとって大きなチャンスです。あなたのお店においても、多様な決済手段を導入することで、訪日客の利便性を高め、売上アップにつなげることができます。
ぜひ、この機会に貴店でも決済システムの導入を検討してみてはいかがでしょうか。