決済の今がわかるセミナー

株式会社ユニヴァペイキャストは、6月23日に第1回UnivaPayパートナーミートアップを開催。

決済業界の最新動向やこれからについて、情報交換を行い、第一回ではクローズド招待ながら、30社以上からの参加申込があった。

第1回目は「コロナ禍で消えた外国人客と、需要復活時の対応」に焦点を当てた。

講演では、同社のパートナー企業であるルミーズ株式会社が、決済の最新サービスである「pCAT」を紹介。コロナ禍で伸びた業界や訪日客の動向などについて解説し、有力な営業の攻めどころを説いた。

pCATとは

iPhone/iPadやWindowsPCに専用の無料アプリをインストールし、決済端末を接続するだけで、様々な決済サービスが手軽に導入できる、店舗で簡単にキャッシュレス決済がご利用可能になるシステム。

通信端末と決済端末はBluetooth接続で、通信端末がインターネットに繋がっていれば、どこでも決済が可能な手軽さを持つ、モバイルPOSと呼ばれるタイプのルミーズ株式会社の決済システム。

コロナ禍で伸びるキャッシュレスの需要

各決済の特徴や感染リスク

ある調査によると、2019年6月に「ほぼすべて現金」の利用者は30%。半分以上が現金の人を合わせると実に62%が現金主義だった。
しかし、コロナ禍が確実となったことし4月にはほぼすべて現金が17%、半分以上現金の人を合わせても39%と過半数がキャッシュレスに興味を持つ結果となった。

ニューノーマルが叫ばれる昨今、キャッシュレス化は避けられない現象となっている。
ルミーズによると、同時にコロナ禍でキャッシュレス化が進展した業界は、飲食店のテイクアウト決済、宅配の現地決済だ。いずれも非現金でのやり取りが有利な業態となっている。

更に、カフェや美容院は売上の維持向上のためにサブスクリプション(定期会費)を実施する熱がある。
サブスクリプションは顧客囲い込みに最適だが、現金だと管理が難しく、やはり非現金決済が基本だ。
pCATにも自動継続課金システムがあり、安全に自動で顧客から集金が可能だ。

ルミーズによると、導入した顧客から「会費管理が楽になった」などの声があるといい、また、お客様と従業員間での接触の機会も減り感染症対策で有用だ。

訪日客はどうなるか

訪日客の減少

訪日外国人は2020年4月は昨年同期比で-99.9%を記録したことは記憶に新しい。
しかし永遠にこのまま、ということはないことも確実だ。

外国人旅行客は希望的観測ではなく、確実に回復するものとされている。
しかし回復した際の対応を考えたことはあるだろうか。

インバウンド業界の先端を行く企業は、既に虎視眈々と復活需要を一挙に獲得する準備をしている。

【具体的な事例】

・外貨建て決済の準備
その時点での為替レートで自国通貨に変換され、請求額が提示されること。これは重要だ。
為替変動のリスクを利用者が負うことは避けるべきだし、利用者もそれを避けてくる。

・外国人雇用向け多言語表示

いかに日本語を学んでいても、専門用語が多い決済の機器が多言語化されていることでよりスムーズな対応ができる。

ルミーズ株式会社のサービスとは

オムニチャネルのイメージ

ルミーズ株式会社はECでも店舗でも使える決済サービスを総合的に提供している。オムニチャネルをはじめ、
ルミーズのサービスはあらゆるニーズに応じて自由に組み合わせることが可能。

パートナーミートアップについて

UnivaPayパートナーミートアップは、株式会社ユニヴァペイキャストが行っていく決済業界の最新動向を解説し、情報交換をする同社パートナー向けのイベントです。決済業界で有利に営業を進めていくヒントを多数盛り込んでいきます。

株式会社ユニヴァペイキャストは今後も同様のイベントを開催し、決済の今までとこれからについて、情報交換をしていきます。

ユニヴァペイキャストにとってパートナーとは決済事業者だけでなく、それを使用する方や協業する方などすべてを指します。

当イベントの資料や成果は無料でダウンロード頂けます。またイベントにもご参加頂けます(パートナー企業さまの情報の取り扱いの事情で、パートナー登録は必須です※無料)。ぜひ一度、イベントにもお越しください。

取材協力 ルミーズさま http://www.remise.jp/

筆者プロフィール

teatime

編集長 例のりす

決済を利用するすべての人へのメディア「UP College」の編集をしている人。なんでも興味を持ってしまい、広く浅くを通してしまって何かと手に負えなくなっている。

対象がインドア・アウトドア問わずなのでコロナ自粛生活だろうと解禁されようと相変わらず時間が足りていない。