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決済トレンド

義務化と不正防止の最前線!BtoB/BtoC事業者が選ぶべきEC決済セキュリティとUnivaPayの9つの防御戦略

オンライン取引の急増に伴い、ECサイトは顧客情報と決済情報が集積するサイバー攻撃の主要ターゲットとなっています。特に近年、法規制の厳格化不正手口の巧妙化が同時に進んでおり、従来の対策だけではビジネスを守りきれません。

本記事では、ECサイト運営者が直面する最新のリスクと、決済プラットフォーム「UnivaPay」を活用してこれらの脅威からビジネスを守るための具体的な9つの防御戦略を解説します。


警戒すべき最近のセキュリティリスクと業界動向

EC事業者が今、最も警戒すべきリスクと、業界の最新動向を把握しましょう。

深刻化する不正トレンド

  • サプライチェーン攻撃によるスキミングの急増
    ECサイト自体ではなく、連携するASPや外部サービス(サプライチェーン)の脆弱性を突いて不正コードを埋め込み、決済情報を盗み取る手口が常態化しています。
  • アカウント乗っ取り(ATO)とリスト型攻撃
    他社から流出したID・パスワードを悪用し、ECサイトのアカウントを乗っ取る被害が多発。不正購入だけでなく、ポイント不正利用や、登録されているBtoB取引先情報の詐取にもつながっています。

法規制・業界基準の厳格化(事業者の義務)

  • 3Dセキュア2.0導入の完全義務化
    クレジットカードの不正利用対策として、本人認証システムであるEMV 3-Dセキュア(3Dセキュア2.0)の導入がすべてのEC加盟店に原則義務付けられています。未導入はコンプライアンス違反となり、不正被害の増加に直結します。
  • PCI DSS v4.0への移行
    クレジットカード情報を扱う事業者は、国際基準であるPCI DSSへの準拠が必要です。より現代の脅威に対応するため、基準はv4.0へと移行が進んでおり、事業者に継続的なセキュリティ更新が求められます。
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セキュリティ事故を引き起こす要因を内部と外部から説明

セキュリティ事故は、技術的な防御の穴だけでなく、日常的な運用にも潜んでいます。

内部要因 → ヒューマンエラーと内部不正

  • 設定・操作ミス: 従業員によるクラウド設定の公開設定ミスや、機密情報の誤送信など、「うっかり」による人的ミスが依然として情報漏洩の主要な原因です。
  • 内部不正: 権限を持つ社員による顧客情報や取引情報の不正持ち出し、システムへの悪意ある操作など、内部の人間による裏切り行為は、企業の信用に決定的なダメージを与えます。

外部要因 → 代表的なサイバー攻撃

  • SQLインジェクション攻撃: データベースを不正に操作し、顧客データや取引データを抜き取ったり改ざんしたりする攻撃。
  • DoS/DDoS攻撃: サーバーに大量のアクセスを送り付け、ECサイトのサービスを停止させ、ビジネス機会を奪います。

UnivaPayで実現するECサイトの9つのセキュリティ防御戦略

EC事業者がこれらのリスクに対処し、安全な決済環境を提供するために、最新の基準に対応した決済プラットフォームの活用は不可欠です。

【必須】法令・業界基準に対応する防御策

1. クレジットカード情報の非保持化(トークン化の活用)

自社システム内でカード情報を保持しないことが最も強力な対策です。UnivaPayのような決済プラットフォームを利用し、カード情報を意味のない文字列(トークン)に変換することで、情報漏洩リスクを根本から排除します。

2. PCI DSSへの準拠(プラットフォームに一任)

UnivaPayはPCI DSSの最新バージョンに完全準拠しており、厳格なセキュリティ基準を維持しています。これにより、EC事業者は決済部分の準拠対応の負荷を大幅に軽減できます。

3. 3Dセキュア2.0の標準搭載による不正利用対策

UnivaPayは3Dセキュア2.0を標準機能として提供。本人認証を強化し、不正利用によるチャージバックリスクを決済事業者が負担することで、EC事業者の経済的損失を防ぎます。

【高度】不正注文を水際で食い止める防御策

4. 高精度な不正検知サービスの標準搭載

AIを活用した不正検知システムを導入し、怪しい取引(購入情報、IPアドレス、デバイス情報など)をリアルタイムで自動識別・ブロックします。

5. SSL/TLSによる通信の常時暗号化

サイト全体をSSL/TLSで暗号化し、顧客のブラウザとサーバー間のデータ通信を保護します。

【運用】システムと組織体制を強化する防御策

6. SaaS型決済プラットフォームの積極的な利用

セキュリティアップデートや監視を専門家に一任できるSaaS型決済プラットフォームを利用し、自社で対策を維持する負荷を軽減し、常に最新のセキュリティレベルを維持します。

7. 定期的なセキュリティテスト(脆弱性診断)の実施

自社構築部分や連携システムについて、外部の専門家による脆弱性診断を定期的に行い、システムの弱点を洗い出し修正します。

8. アクセス権限の厳格な管理と監視

ECシステムや管理画面へのアクセス権限を「最小限の原則」に基づいて付与し、不必要なアクセスを排除。アクセスログの記録と監視を徹底し、内部不正や異常な操作を早期に発見します。

9. 従業員へのセキュリティ教育の徹底

従業員を対象とした定期的なセキュリティ研修を実施し、フィッシング詐欺への対応や機密情報の取り扱いルールを周知徹底することで、人的ミスによる事故を防ぎます。


まとめ:ECサイトの信頼性をUnivaPayで構築する

ECサイトのセキュリティ対策は、義務化された法令遵守と、巧妙化する不正への対抗という二重の課題に対応する必要があります。

UnivaPayは、決済プラットフォームとして、最新のPCI DSS準拠3Dセキュア2.0高度な不正検知システムといったセキュリティ機能を標準で提供することで、BtoB/BtoC/BtoBtoC事業者の皆様が安心してビジネスを展開できる強固な基盤を提供します。

決済のセキュリティを強固にし、お客様の信頼を勝ち取るために、ぜひUnivaPayのソリューションをご検討ください。

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